はぁ~嫌なことを思い出しちゃった・・・
あ、でも!あんな親でも、顔はすごーくいいの!
町にでれば、握手を求められるし!雑誌の記者とかに捕まったりするの!
そんな親の血を引いていないあたしって・・・
あ、今何してるかって?
実はあの後・・・
「美紀!大丈夫だった!?」
「うん!それよりも!鈴!血が!」
「ああ、大丈夫だよ、このくらい・・・」
あたしの手首はガラスの破片で切った傷があって・・・
「だめ!保健室!」
「んもー分かったよー」
しぶしぶ保健室に向かってる真っ最中です。
あ~あ、ほんとに不幸だな~
あ、でも!あれはいまだにないんだよね!
そうそうこんな曲がり角で男の子と女の子がぶつかって恋に落ちるっていう・・・
あたしの目の前には直角にまっがた曲がり角が・・・
「ぶつかって恋に落ちるなら苦労しないよ~」
ドン!!!!
「ぎゃあ!」
「うわっ!」
ほんとに誰かとぶつかってしまったあああああ
そ・し・て!
あたしの落ちる先には階段が!
ほんとに不幸!
こういうのって、絶対に落ちるんだよね~
だれが助けようと無理!
世界が壊れてもあたしは落ちるよ!
ふふ!
じゃなくて!
こんなのんきなことを思ってるうちにどんどん急降下!
・・・でも・・・痛いのは・・・
「いやっ!」
パシッ!!!
「あっぶね~・・・おい?大丈夫か?」
「・・・・・へ??」