中2の冬。


家族同士でクリスマスをすることになった。


俺も歩美も部活だったため遅れての参加だった。



同じ部活だったし、クリスマスということで少し早めに終わることができたため歩美と一緒に帰ることにした。



二人きりになった帰り道。



俺は歩美に気持ちを伝えた。




「歩美!」



それまで俺たちの間には会話はなかったため歩美は少し驚いていた。




「歩美俺お前のこと好きだった。俺の彼女になって」


「………」



歩美は驚いていた。