いや、まだ上だけなら堪えられるけど。
私は下も用意してるし、千鳥だって今にも脱ぎそうに……


「部屋から出てってよ!!」


なんで私が恥ずかしがって、千鳥が普通で居るのよ!


「ここ、僕の部屋……」

「良いからっ!!」


半ば強引に追い出すと、主の居ない部屋に深いため息を落とした。


ふと目についたのは、先程の本。

パラパラと見てみるが、日本語なのに訳がわからない。


ただ1つ、これは中学生が読むべき本ではないという事はわかった。