自らノーパンをばらしたおバカはあたしです………。



「…………。」



由貴くんは顔を手で覆ったままソファに座ってて…一言もしゃべりません………っ。



「………にこちゃん……。」



「………はひ…っ!?」



びっくりし過ぎて声が裏返りました……っ!



「………何で…下…着てないの?」



「え~と……。短パンはいてるの。」



あたしはそう言ってピラリとシャツをめくって見せる。



「………ちょ…っ!?…っ………。」



由貴くんは一瞬慌てた後に………また、黙ってしまって………。



「………。」



無言で立ち上がった由貴くんは…あたしの顎を軽く持ち上げて……



「………由貴く……っ!?……んっ…ぅ…っ」



そのままあたしに……キスをして……っ!!



「……んっ…!?……やぁ…っ」



いつにない激しいキスに苦しくなって口を開けば……スル…と由貴くんの舌が入ってきて……っ!!



いつもの…思わずうっとりしちゃうような優しくて甘いだけのキスじゃなくて………。



頭の中は痺れちゃったみたいに何にも考えられない。



心臓は壊れちゃうんじゃないかってくらいばくばくと大暴走してる……っ!



なにこれ、なにこれ……!?



こんなの知らない………!!