「……でもさぁ、橘由貴って…スタイルいいよねぇ~。」
「………!?」
なにやら…エッチぽい話しは由貴くんのスタイルに………っ。
「背高いでしょ~、足超長いよねっ?細身なんだけど適度に引き締まっててさぁ~…。」
「「……いい体してるよね~~…。」」
女子高生が……オヤジのような話しをしています………っ!!!
「やめて~~っ!!あたしの由貴くんエッチな目で見たらダメ…っ!!」
あたしはニヤけるみんなの顔の前でぶんぶん手を振って怒る。
「………てか、意外や意外……。にこもチビな割にスタイルいんだよね~??」
そう言って凛子はチラリとあたしを見る……!
「………!?」
スタイルの話しは今度あたしに飛び火した……!!
「うにゃーーっ!?イヤーーーっ!!!」
あたしは凛子を筆頭に羽交い締めされ……
「……マジだ!!にこたんのくせに……!」
「ウエストほっそ~~っ!?おしり小さぁ~っ!」
「……なのに胸は結構あるってどういうこと……っ!?」
「にこのくせにエロい体してるよね……。」
散々もみくちゃにされたあたしは……はぁはぁと息をついてちっさくうずくまった。
女子高生コワイ…っ!女子高生コワイよ…っ!!
自分がそうだってことも忘れて完全にパニックでした……。
しかも……。
「……いちいち、にこのくせに…って何だぁっ!?」
そこが非常に引っかかってたんですよ……っ!!