「……あははっ!葉山くんは相変わらずだねぇ~…」
「……マジ、うざい。」
学校の終わり、いつものように俺の家に来て俺の話しを楽しそうに聞く…俺の彼女。
百瀬にこちゃん。
小さくて、肌が雪みたいに真っ白で、大きな目がいつもキラキラしてる……長いふわふわした髪の毛も、まるで人形みたいに可愛い。
いつも名前そのままに、にこにこしてる。
素直で明るくて……性格まで可愛い。
「………由貴くん、由貴くんっ…」
「…………っ。」
そんな彼女が可愛くて仕方ない俺の…最近ちょっと困ったこと……。
それは………、
「………抱っこっ!」
「………!!」
彼女は俺に対して……いつも極度の甘えん坊だ………。