「凛子さま~……愛してる~……。」



「………ブッ殺すわよ!?この犬っころ……!!」



「…………。」





二時間後…………



葉山くんは見事に酔い潰れ…………。



凛子に首を絞められています………。



「………まぁだ、付き合ってないの?」



「………!」



あたしのつぶやくような一言に、凛子がピクリと反応する。



「………あたしを気にすることはないんだってば!………あたし、早く…二人に付き合ってもらいたい………。」



そう言って、俯いた。



「…………。」