「………あ…っ、ン……」
「……………はぁ…っ」
家について、部屋の扉を閉めると……貪るようにキスをして…焦れったくてたまらない感じに服を脱いだ。
「……あぁ…っ!……やぁ……っ!」
「…………っ!」
めちゃくちゃに溶けちゃえばいいと思った。
何度も何度も……この熱を自分の身体に刻みつけられたらいいと思った。
明日……………
由貴くんはドイツに渡る…………………。
「………………由貴くん……っ!!」
だから………今日は…あたしのなかから出ていかないで…………。
「………っ…愛してる………!……にこ……っ!!」
乱暴なくらいでいいから………痛いくらい、今日はあたしを愛して。
「……………もっと……っ…………」
いっそあなたに壊されたい………………。