高校一年の2学期に、俺の親友にそりゃあもう可愛い彼女が出来た。



無口で愛想の欠片もないくせに……ハンパないイケメンで、実はその見た目とは裏腹に純粋でのんびりしたヤツ。



彼女が出来て以来……溺愛しまくっている………。



可愛い彼女は隣の女子校に通う、俺らの男子校で知らないヤツがいない美少女で……。



あのムッツリめ………!?



女の子なんて興味ねーなんて顔してやがったくせに~~っ!!



いきなり誰もが羨む彼女持ちだとぉっ!?



う…、うらやましくなんかねぇぞーー…って、………うらやましいに決まってんじゃん………。



でも………そのおかげというか…何というか…………、









俺にも……出会いがあったんだ。