「そろそろ本題に入ろうか」
思い出したかのように学園長が言う。
―ハッ!そうだった肝心なこと忘れてた!!
『あの…本題「失礼しや〜す」
“あの…本題とは?”そう聞くはずだったのに学園長室に入って来た第三者達によってそれを阻止された。
「入学早々に何の用っすか〜??」
そう言って入って来た金髪の人…顔はよく見えない。
「颯太一体何やらかしの??」
「馬鹿ヤロー!俺は何もやらかしてねーよ!!」
そう言って金髪男の後に続いて二人が何らや言い合いをしながら入って来た。
「全く何の用かね〜」
「……」
さらに後からは二人の男子も無言で(一人は寝てる?)入って来た。
次々に現れる人々にアタシはただただポカンとその光景を一人眺めていた。