『あのさ、再来週の日曜日って暇?』
《再来週の日曜日?う〜ん…多分に暇だよ!何で?》
『うちの学校でさ、文化祭があるんだ!だから、愛梨に来てほしいな〜って!!』
《そうなんだ〜!!あ、でも、アタシ車椅子……》
『あ、大丈夫!!なんか、学校が部屋貸してくれるみたいだから!!』
実はもう学園長に了承貰い済み♪
《え?本当に?…でも、やっぱ迷惑じゃない?》
『大丈夫!大丈夫!皆にも紹介したいしさっ!!』
《…うん!!分かった!楽しみにしてる♪》
『それじゃぁ、またね〜!!』
《バイバイ♪》
あ〜、楽しみだなっ♪
早く再来週になってほしい!!
その日のアタシはテンションMAXだった。
でも、あれが本当に良かったのか、悪かったのかはアタシには分からない。