「俊也、遅い!」


帰宅が午前を回ることも珍しくなかった。

「悪ぃ!今、仕事でプロジェクト任されててさ、忙しいんだ。」


俊也はそう言い訳をした。



「そう…なんだ…。」



私はその言葉を信じてしまったんだ。











それからも、俊也の態度は良くなる事もなく、むしろ悪化していった。



「日曜も仕事なの!?」



「忙しいんだよ!」



私との約束も平気で破るようになってた。