午後の練習を始めた時、
私は、ある人から声を掛けられた。
それは、
美加だった・・・。
「葵、数字何だった?」
「・・・んっ?」
「・・・肝試しの、、。」
「あぁ~。」
「あのね、先輩2回行くらしいんだけど、一枚は3年の先輩が引いたみたいなの。
・・・で、もう一枚を探してるんだけど。」
「探してるって、、先輩の番号知ってるの?」
「うん。」
すごいと思った。
恋の力というか、美加の力が。
「えぇっとねぇ・・・。 多分、7っ!!」
美加から言われた数字に、一瞬戸惑いを感じる。
「・・・7・・・?」
「うん。 で、葵は?
私が今持ってるのは、12なんだけど、、。」
神様。
私ってずるいでしょうか?
一瞬にして、先輩と沢田くんを天秤にかけて考えてしまいました。
真鍋先輩と行くか?
沢田くんと行くか?
でもそれは私にとって、天秤にかける程のものでもない結果だった。
「美加っ。 先輩じゃなくても恨まないでよ?」
「わぁーー、ラッキー!!
ありがとう!葵!! この恩は忘れないからっ!!!」
私は美加とクジを交換して、ジャージのポケットへと押し込んだ。
私は、ある人から声を掛けられた。
それは、
美加だった・・・。
「葵、数字何だった?」
「・・・んっ?」
「・・・肝試しの、、。」
「あぁ~。」
「あのね、先輩2回行くらしいんだけど、一枚は3年の先輩が引いたみたいなの。
・・・で、もう一枚を探してるんだけど。」
「探してるって、、先輩の番号知ってるの?」
「うん。」
すごいと思った。
恋の力というか、美加の力が。
「えぇっとねぇ・・・。 多分、7っ!!」
美加から言われた数字に、一瞬戸惑いを感じる。
「・・・7・・・?」
「うん。 で、葵は?
私が今持ってるのは、12なんだけど、、。」
神様。
私ってずるいでしょうか?
一瞬にして、先輩と沢田くんを天秤にかけて考えてしまいました。
真鍋先輩と行くか?
沢田くんと行くか?
でもそれは私にとって、天秤にかける程のものでもない結果だった。
「美加っ。 先輩じゃなくても恨まないでよ?」
「わぁーー、ラッキー!!
ありがとう!葵!! この恩は忘れないからっ!!!」
私は美加とクジを交換して、ジャージのポケットへと押し込んだ。