バンッ!!!! 勢いよく屋上のドアを開ける。 とっさに彼を探した。 けど、誰もいなかった。 「り…く…、どこ…?」 ハァハァと息を切らしながら もう一度辺りを見回すけど、 やっぱり誰もいなかった。 もう帰ろう… 『舞ぢゃん。』 諦めて帰ろうとした時、 背後から声がした。