だって、この人と優介を
一瞬でも似ていると思った
自分がおかしくて。

よく見てみたら、りくと優介は
ぜんぜん似ていない。

ぢゃあ、あの時、りくに
感じた優介の気配は…?

でも、もうそんなことは
どうでも良くなっていた。