ずっと先生からの電話をまっていた。



あたしは手を振るわしながら電話にでた。





「もし、もし?」


『汐莉?卒業おめでとう』





あたしはこれだけでポロポロと涙が流れるほど嬉しい。





『今すぐ来れるか?』