「美優!こっち!!」


大好きな笑顔で手を差し伸べてくれている。


私はその手を掴もうと伸ばした…



触れようとした瞬間―





パチッと目が覚めた。




リアルな夢だったなぁ…


私はボーっとした頭を振り、一歩踏み出そうとした。


よろけてうまく歩けない。