今更する後悔。


バカな私、いお君より自分を優先しちゃってる。



守るより自分の気持ちばっかり。



いっそのこと忘れたいよ。

こんな苦しいぐらいの恋心なら。



だけど…




―その時


ぐいっと手を引っ張られ、

唇に何かが触れる。


もちろんそれは唇―…


誰の?


目を開ける―