「和葉先輩、ごめんなさい!」


―結局


私は先輩の告白?を断った。



いお君と戻れる望みなんて、これっぽちも期待してなかった。


けど、そのいお君と過ごした時間


それを他の人が上回ることだけは嫌だった。



好きすぎて離れてしまったこと。


それが…



どれだけ辛いかを、

今更知りました。



―先輩の告白を断ってから数日後