いや、そういう問題でもない気が…


「俺は美優を守るし」



ぐっと力強い目で私を見つめる。

私は答えるように力強く、見つめ返す。



学校に行くと特に何もなかった。

平凡に終わろうとした放課後―…



"新着メールが1件あります"


ケータイにに表示されているのに気づき、私は確認する。



「ひゃっ…」


思わず声をあげてしまうような、文章だった。