「そうそう!確か金曜日でさ、悠は部活の前に書道教室に行くねって言って」
金曜日… 書道教室…
「そしたら南中のすごい行列が通って悠の名前を呼んだ人がいたよね」
あ、そうだ!!!
圭織のヒントでやっと思い出せた
あの出来事は夢なんかじゃない
実際にあたしが体験したことだったんだ
「圭織、あたし思い出した!」
「お−そっかそっか」
モヤモヤしてた原因はこれだったんだ…
でもどうして?
今まで忘れてたはずなのに…
どうして今になってそんなこと思い出したんだろう
夢にまで出てきたあの少年は誰なんだろう
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