ただの夢なのに気になって気になって仕方ない

う−ん

電車で圭織に会ったら話してみようかな…

「悠、早くしないと電車いっちゃうわよ−」

「あ、は−い」

ほんと朝は急がしすぎる

「行ってきま−す」

時間がなかったから急いで家を出た

「ふ−、まにあったぁ」

「そこのお客様、駆け込み乗車はご遠慮くださぁ−い」

圭織があたしに言う

「あはは、はぁい」

「おはよ、悠」

「おはよ−車掌さんっ」

そう言って2人で笑い合う

圭織とはいつもこんなかんじだ

変なことで笑い合って馬鹿やって

1回だけ大喧嘩したけど、その時も2人泣いてお互い謝って

ほんとに笑う時も泣く時も
いつもいっしょ

高校が離れてからも変わらない友情が続いていてあたしのいちばんの親友