クリスマス5日前

次の日の海。

〜♪

ラビ「相変わらず綺麗な声だね。」

少女「あぁ…邪魔しにきたの?」

ラビ「うん、邪魔しに来たこれ、ありがと。」

俺は少女にハンカチを返した。

少女「別に返さなくても良かったのに…」

ラビ「あとこれ!今すぐ食べてみて?」

俺はチョコケーキとフォークを差し出した。

少女「…パク。」

少女の表情はみるみるかわった。

ラビ「…どうかな?」

少女「おっおいしいっ。それにこれ、すっごい優しい味がする!!」

ラビ「そっそうかな(///)」
少女「…。お礼もう充分だから。もう私に関わんないで…。」

ラビ「いやだ。」

少女「もうこの海には来ないで!!」

少女はそう言うとかけだしていった。

俺はというと、次の日も来た。

〜♪

いつもと変わらない心地よい歌声。

ラビ「邪魔しに来た。」

少女「…。」

俺は立ち去ろうとする少女の腕を掴んだ。