近頃何かと話題を読んでいる児童養護施設への謎の贈り物。

そこには善意と捉える人と偽善と捉える人がいる。

そして圧倒的に話題に駆け上がるのは後者の「偽善」である。

人はみな、悪いところだけは細かくカウントされて後ろ指を指されるのに対し、良きところは簡単に忘れられてしまう。

どれだけ良いことをするかで競い合うなら我々は幸せな世界を、地球を作っているだろう。

しかし、

現実は悪いことの数をそれぞれが数え合い、競い合っているのだ。

過去の栄光という言葉がある。
でも過去の過ちという言葉はない。

でも過ちを繰り返すという言葉はある。
これは言い換えれば、歴史は繰り返すだ。良いことは過去にどんどん遠ざかるが、悪いことは繰り返すという表現になる。

Yu-ichiは思う。

人は誉め称えられることを望んでいるようでは、ミスをしてやがて批判や誹謗中傷を受けることになる。

良い子をやめ、悪い子にならない生き方にする方が何かと利口な生き方かもしれない。


Yu-ichi