時計のアラームに半分だけ起こされ、まだぼんやりとしている頭のまま
何気無く 鏡に映った自分の姿をとらえる。
(ああ…そろそろ美容院行かなきゃ…)
それからダイエットもしなくちゃいけないし、パックだって─────……
………不思議。
もやもやした気持ちとは裏腹に、前向きな自分がいる。
そうだ
昨日はきっと、ちょっと驚いただけ。
ずっと“女の子みたい”と思ってた弥琴が急にかっこよく見えて、驚いただけ。
他には何も無い。
そうに決まってる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…