悠が東京に旅立つ日

僕は目覚めの悪い朝であった




「ひろ!早く降りてきなさい!ゆうちゃんを見送るわよ」

そう言う親の声が聞こえる


ふぅ…

と溜め息をついて
下へパタパタと降りていった


「ひろ?ゆうちゃんもう玄関にいるらしいわよ」

そう伝えてくるお母さんの声を聞き玄関に向かった