『ただいま~』

「あ、ユカ!お帰り」

お母さんがリビングから返事をした。

私は階段を上り自分の部屋に入った。

『ふぅ・・・』

私は宿題を先に終わらせてしまい、読書をしようと思っていた。

学習面では上の中あたりで、悪くは無い。

成績も申し分の無いほどのものだった。

宿題が終わるころには7:00をまわっていた。

「ユカ~ご飯できたわよ~」

いつもと同じタイミングで母が声をかける。

『はーぃ!』

晩ご飯を食べてからは予定通り読書をしていた。