公園であたしは泣いた


「う…っ……く…」

なんで?なんで?


頭の中でさっきの光景が渦巻いてる


考えたくないのに…



不意にハンカチが差し出された
「大丈夫?君?」

誰だろう…

同い年くらいの男の子だ…

「あ…ありがとうございます」

「俺、拓斗」

「美織……」