放課後

「じゃあ今日は~」

あれ、なんか七瀬の声が遠く聞こえる…?

「美織?」

「はいっ!」

思わず声が大きくなる

「大丈夫?一回通すよ?」

「あ、うん」







リーンゴーン
『大変!もう行かなくてー』

急に視界が揺れた

「は……?」