「あ!!!」 サエの大きすぎる声に私とリナの体がビクリッと震えた。 大きい声を出したサエの方を見たら、サエが口を開けながら誰かを、指さしていた。 その指をたどってみると、私たちと同じくらいの歳でちょっとヤバそうな男の子たち。