彰は持っていた煙草を足で火を刷り消した。


「……きゃ………」


彰は私の腕を掴み、自分の胸で抱き締めた。



「彰どうしたの?…………ぅう!」



私の彰の腕の隙間から顔を出し、彰の顔を除き込んだ。



すると、彰は私の唇に自分の唇を重ねてきた。


「……ぁ…き……ら……ん!!」


彰は自分の舌を私の口の中へ滑り込ませた。



苦しい…


私は彰の胸板を叩いた。


さっと離れる唇。


さっきは苦しかったのに、今は離れた彰の唇が恋しくなった。