ベッドの上で狂い叫ぶ人が約1名。



「落ち着けって。何もしてないから」


「嘘だよ。加菜の反応を見たかっただけ」


なんだぁ。

一気に力が抜ける。


「良かったぁ……」
「…………」


「あ、でも、彰とヤりたくないってわけじゃないからね?」


今、自分の顔赤いな。

絶対、茹で蛸になってる。




「わかってる。ゆっくり行きたいんだろ?」



そう!
それよ!
それなわけよ!



彰優しいね。

ちゃんと彼女のこと気遣ってる。


「加菜の反応超笑える」



なんだこいつ。


人の反応見て楽しみやがって。