あの表情……、 あの目の先には何があるのか……、 そして右手で隠していた左手首。 私の予想が当たっていたら、止めた方がいいのかな。 ミク本人に聞いてはいけない気がする。 「後でメールしてみよう」 私は怪我している足をなるべく床に付けない様に、注意をして1階まで降りた。