「ねぇ･･･」

「ん？なぁにﾕﾘ？」

「何組か知らないんだけど･･･」

「え？俺と一緒だよ～！ﾆｶｯ」

ﾆｶｯって･･･その顔で笑わないでください。ｼｭﾝ･･･自分が撫す過ぎて惨めに見えてくるじゃん･･･

「えｯｯ？それじゃぁﾏｻﾔも一緒？」

「俺は違うよ。ｼｭﾝは2－Ⅱ。俺は2－Ⅳ。」

へぇ～
仲が良いから同じクラスかと思ったぁ。

「ってことで～。いこっ！ﾕﾘ！」

「ﾕﾘちゃんまたねぇ～。」

とかｼｭﾝが行った瞬間私はｼｭﾝに腕を引っ張られ足早に教室に連れて行かれた。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

「ﾘｮｳ～遅れた！」

「担任を呼び捨てにするなや！ってﾕﾘ～！」

ん？ﾕﾘって･･･生徒の下の名前を呼び捨てに･･･
って！

「ﾘｮｳさん?!」

「おーそうだぞ～。聞いてなかったのか？」

聞いてないよ！おい！校長！ちゃんと話してよね?!

「なんだなんだ??ﾘｮｳと知り合い??」

「知り合いどころか親戚なんだぞ！なぁ？ﾕﾘ。」

「うん。ﾘｮｳさんは私の叔父にあたる人。」

「そうなのか！すげぇな！世界ってのはせまいなぁ･･･！」

う～ん。まぁ日本の中だし･･･日本は狭いし･･･