「あひゃ・・・あひゃひゃひゃ!あ~腹痛ぇ。相当だな!」

シュン・・・
何が相当なんだい・・・?
どうにか
どうにかこの手を
私の腕から引き離してください・・・
じゃないと

「私・・・殺される!シュン!pleasehelpme!」

「えー?それ日本語でなんていうのか分からなぁい!」

シュン!それはおふざけでいってるのかい?
本当に分からないのかい?

「シュン!助けてっていってるの!」

「むりだなぁ~。俺、トイレ~」

遊ぶんじゃなかったのかい?!
どうしようか・・・。どうしよう・・・。まさかの展開・・・。

「あの~腕、放していただける?」

「・・・」

no!無視?!まさかの無視?!
どうしようか。
男の力にはどんな強い女の子でも敵わない。
そんなこと承知している。

「腕。掴まれちゃ私歩けないんだけど。」

「・・・」

だ、だれか!この人喰いザメ様の手をとってください。
か、神様・・・!