『なんか…リサ的には逢いたくないのかな…!?』
『えっ…!?』
『そんな顔してる。変なこと言ってごめんね。』
私は首を振った。
『違うの…。うまく説明は出来ないけど、今は逢うのがちょっと怖い。まだちゃんと、彼のこと知らないし。』
なんて、言い訳だったのかな…。
ホントは逢いたいって思ってる…。
でも、もしシュウがそう思ってなかったらって思うと、自分の気持ちにストップがかかる。
確かにあなたは安らぎだけど、
私が求めているモノではないかもしれない。
時として、知らない方が良かったことも絶対にあると思う。
溶け出したカップの中の氷を、
ストローでいじりながら、
そんなことを考えていた。