それから

私は学校で雅樹に逢っても
見てみぬふりをした

話しかけられても
笑顔で交わすだけ

そんなある日

雅樹に腕を掴まれた

雪『どーしたの?』

雅『どーしたの?じゃねーよ。俺お前の事……今でも好きなんだけど』

一瞬驚いたけど
またセフレの相手をするのだと思ってしまった

雪『私もう雅樹に付いて行けない、』

雅『そっか…だよな…俺お前を傷つけたもんな』

…やっぱ遊びだったんだね

雪『私こそごめんね』