楽屋で唯乃は大泣きした。
メイクが崩れるほど、泣きじゃくった。

「唯大丈夫?」

最年少のしずが声をかけてくれた。

「もうしずね、あの人ぶっつぶしたかった~!」

みんなが声をかけてくれた。
でも心の傷は深くついたままだった。