それからすぐ、携帯に電話が来た。

「掲示板の書き込み、亜美だから。」

…そうだって思いたくない。
でも亜美の気持ちもわかる。
私達は普通の人間だった、なのに親友がいきなり大物になったら、私だって嫌がらせはしたい…かも。

「亜美…ごめんね。」

まずは誤る。

「大物になって嬉しい?あのさ、テレビとかで見ると、つい一般人混ざってますよって言いたくなるくらい陰うすいね!!
しかもリーダーって何なの?
花音ちゃん推してるんだよね~!
これからもフラガの木本唯乃以外推していこう!」

プープープー

唯乃は辛かった、この日は泣きじゃくった。