~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~小倉陽向-side-
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同じクラスで席は後ろ。
凄く近い距離なのに
遠い距離
遠い存在
そんな遠い存在だった黒木くん。
あることが切っ掛けで黒木くんとあまり人が来ない
旧館の図書室で昼休みと放課後に合うようになっていた。
私はそれが凄く嬉しかった。
毎日毎日、昼休みと放課後が待ち遠しくって仕方なかったの。
ほかの女子には素っ気ない態度。
でも私にはちゃんとした態度をとってくれる。
それから黒木くんは私の中で特別な存在になっていった。