―――――――――
――――昼休み――――
「黒木くん!」
「小倉?来たん!?」
黒木くんは凄く驚いた表情をして言った。
「…うん…。
教室だと…話せないし…どうに話し掛ければいいかわからないし…。」
「あー…」
黒木くんは納得してるみたいな表情。
私は続けた。
「でも、ここなら、黒木くんと勉強しながらとかいっぱい話せるでしょ?凄く嬉しいの。」
「え……」
「あの、黒木くんに勉強教えてもらうとか
黒木くん独り占めとか
…なんか…こんな私が、あの、黒木くん独り占めとか…ほかの女子に悪い…よね……」
「…――……」
「黒木くん…?」
どうしたんだろ
黒木くん……
急に黙っちゃった…?
ガタッ――!
「――…黒木くん―…!?」