そう思ったときだった。
「あっ!!愛美ちゃん、はっけ-ん!!」
後ろから無邪気な声が聞こえた。
高鳴る胸を押さえゆっくり後ろを向いた
「智哉くん……」
「愛美ちゃん♪探したよ!!」
そう言って智哉くんは無邪気に笑った。
でも次の瞬間智哉くんの顔は変わった。
「おい。てめ-愛美ちゃんから手離せ」
そう言って、どすの聞いた声で飯田君を
見つめた。
「は?あんた何なの??」
「お前より早く愛美ちゃん見つけた奴」
そう言って智哉くんはニカっと笑った
「なんだおめ-」
「いいから離せ。」
そう言って智哉くんは飯田君を
突き飛ばした。
「最初からこんな女興味ね-よ」
飯田君は走って行ってしまった。
「智哉くん…ありがとう」
「おう!!」
智哉くんに逢った瞬間抑えていた
涙腺が壊れた。
「おいおい泣くな!!まったく…」
そう言って智哉くんは近くに居てくれた