「その人なんか言ってましたか…？？」
「んじゃ、また後できますって。言ってたよ」
「後で……」
「うん。じゃ－また明日ね♪」
それを聞いた私の胸は不思議と高鳴っていた
逢えるんだ…後で智哉くんに……
「愛美？？」
「うん？なに？？」
「ゲ－センでも行かない？？」
今行ったら本当に逢えなくなっちゃう…
「いい、行かない！！」
その瞬間周りの空気が凍りついた。
「愛美ちゃんノリ悪いよ－」
そう言って飯田君は私の肩に手を置いてきた
そのまま引きずられるかのように
ファミレスの外に出た。
行きたくない…智哉くんに逢いたい…
「やだ！！離してよ」
私はそう言って飯田君の手を振り払った
「あ？
お前可愛いからって調子のんなよ」
そう言って思いっきり腕を掴まれた
「ちょ…痛い。離してよ！！」
「あ？離してって悪いのお前だろ」
うぅ…（；ω；**）
智哉くん…助けて。
