「終礼がはやく済んでよかったね。」

「・・・。」

・・・え?えええ?
マジか・・・無視ですか・・・

あーあ、唯と一緒に帰ればよかったな。
なんか全然しゃべんないし・・・


「濱田っ!!」

尾川が足を止めて私に強く言い放った。
びっくりした・・・いきなり・・
なんなのよ・・・。

はぁ~・・「ん?何、尾川。」

「俺の今からいうこと・・・きけよ?」

「え?あ、あぁ・・・うん。何?」
こいつが大した話をするワケがない・・・


「俺・・・な?お前の事好きだ。付き合え。」

は?アリエナイアリエナイって。
何で?何で私?

「いうことは何でも聞くっつったろーが。」

あぁ・・・騙された。
こういう事かよ・・・
こうゆう事は凄くうまいんだから。
もう・・・


「私、付き合えないよ・・・」

正直に言った・・・