あの頃…真っ暗闇でさ迷っていた私はキミに出逢った。
そして、全てをキミから教わった。
家族…
友達…
仲間…
そして恋、愛を…
キミはいつだって、
私に光をくれるんだ。
眩しい位の笑顔が大好きだ。
太陽みたいなキミが…
大好きだよ。
太陽のキミといつまでも…
「仁!起きてぇ~!!!」
「……んッ…まだねみぃっ」
布団の中に、子供の用に
丸くなる金髪頭の総長さん。。。
あたしの大好きな人。。。
池上 仁 イケガミジン
あれからしばらく経って…
今は、2度目の夏だ。
仁は3年になり、
あたしは、順調に2年になった。
3年に上がってから、
毎日朝から登校している。
最後の1年間くらいしっかり学生をするんだ!!!
と仁が言ったんだ。
だけど…
この通り、仁は寝坊助。
寝坊助なんだよ~
「チュウしてあげるから起きてぇ?」
そう言うと、ムクッと体を起こす仁。
可愛いんだから…。
そしてチュッと仁の唇にキスをする。
「…おはょ。あげは。」
ニカッと眩しい笑顔で笑う。
あたしの心に今日も光が指す。
だからあたしもニッコリ笑う。
「おはよッ仁。
朝御飯作ったから食べよう~♪♪」
「俺はあげはが喰いてぇ…」
ニタニタしながら、
朝っぱらから胸を触る。
「んもぉ!!遅刻するでしょ!このエロ総長~!」
相変わらずエロ総長は健在…笑っ
「ッチェッ…いいぢゃんか」
そう拗ねながら、
リビングへ向かう。
上半身裸で…笑っ
本当、服を来てほしい…汗
朝御飯をペロリと平らげてくれる仁。
美味しそうに食べてくれると作りがいがある。
「ご馳走さん♪」
ポンポンっと頭を撫でられた。
これをされると今日も1日頑張れる気がするんだ。
制服に着替えて、
今日も仁と一緒に登校~♪
「っし行くぞ~♪」
「は~い。」
「坊っちゃん、あげはさんお気をつけて。」
「おう、銀河行ってくる。」
「銀河さん行ってきまあす。」
毎朝、あたしたちを見送ってくれる銀髪頭の銀河ギンカさん。
銀河さんは、一応護衛の人
ま、仁の家は特殊だから笑っ
でも、銀河さんは本当優しい。
見た目はそりゃいかついけど、私にとってお兄ちゃんみたいな存在なんだ。
本当ここの家族は皆好き。
玄関を出ると、
黒いスーツの人達がまた見送ってくれる。
「お気をつけて~。」
そして、今日もバイクで出発…。
~『伊坂学園イサカガクエン』~
あたしを拾ってくれた、
伊坂由衣イザカユイさんに進められて通い始めたこの学園。
由衣さんの父親でもあり、
あたしの父親がわりでもあるおじさんが理事長を勤めてる。
この学園で、仁と出逢った。
学園に着くと、
校舎が騒がしくなる。
「あ~いいな~。
本当あの2人ラブラブだよね~」
「池上先輩イケメンだし、最強カップルって感じ…」
最強カップル…。
今ではそう言われるようになった。
少し照れくさいけど、何だか嬉しい。
それも、仁のお陰だね。
初めは、いろんな事があったけど…笑っ
「んじゃ、あげは昼休みな。居眠りすんなよ~」
「わかってます~だ。
自分だってさぼらないでくださいね~。」
そう言うと、うるせえよっとニコッと笑いながらおでこにキスが落ちた。
不意討ちはずるいんだから…
教室に入ると、、、、
「あ!西條さんおはょぉ。」
「あげはちゃんおはょぉ。」
クラスの皆と挨拶を交わす。
最近では、クラスの子達もあたしに話しかけるようになったんだ。
黒姫と呼ばれてたあの頃…
恐れられて、孤独しか感じなかった。
それでもいいと半ば諦めていた。
だけど、今は違う。
こぉゆうのも悪くない。
今ぢゃ黒姫は、なんか伝説の女になってるらしい。
ま、あたしが喧嘩をしなくなったからかな…。
仁といるから。
それにそんなの必要ないから。
最強と呼ばれなくても、
ちゃんと自分がいるからね。
授業中…。。。
2年になっても、勉強は苦手…笑っ
てゅうか嫌い…。
だけど、なんとか頑張ってみる。
だって…
親友の凛も…。
歩も仁も…。
そして見かけに寄らない皐月まで…
頭良すぎなんだから~!