「よ!!愛。」


そう言ってあたしの頭を叩く。

そう...こいつです。



「痛いなぁ!!毎朝、毎朝....。
 バカになっちゃうじゃん!!」



「大丈夫!!愛はもともとバカだから♪」



「ひっど!!」



こいつ、遠藤和也。

お隣に住んでいて、昔から一緒。

いわゆる〝幼なじみ〟ってやつ。