「重そ~!!持とうか??」
「大丈夫」
「一緒の班なろ??」
「別にいいけど」
何回話しかけてもクールに返ってくる・・・もともと柚はそこまで静かでもないのに
「柚さぁ食べんの遅くね~??」
「別にそうでもないよ」
「てかなんか足怪我してない??」
「・・・ん」
「大丈夫~??」
「平気」
俺の事そんな嫌いか?!
なんだかイライラしてきていたその頃
たまたま心友の愁と喧嘩になってて
さらにテンションが下がっていて
一人で空教室の窓を見ていた時
「ど・・・・したの??」
初めて柚が自分から話しかけてきた
なぜか少しドキッとした
「え・・・別に。」
自分から質問しといてギクシャクしてるし
「えと・・・」
「なに??」
少しにらんでしまった
「何でもないっ!!」
柚は走ってでていった
しかも顔真っ赤にしながら
「なんなんだよ、もうー・・・」
自分の気持ちについて行けなくて
さらにイライラした