目覚まし時計が鳴り響く朝。
クーラーを付けっ放しにして
いた部屋は異常に寒い。
私は目覚まし時計を止めて
洗面台まで行く。洗面台で
顔を洗い、タオルで吹いて
カラーコンタクトを入れる。
キッチンに行き、昨日の夜
焼いたホットケーキを温め
牛乳をコップに注ぐ。
急いで朝食を済ませ、
パーマをかけたばかりの
長い髪をポニーテールする。
化粧を済ませ、黒いキャミワンピ
の上にに半袖のGジャンに
着替え外に出る。
長く思えた夏休みは
いつの間にか残り3日。
「あずさ。」
「あ、いた。」
私は、中村あずさ。
高1。
彼は、私の生物の先生。
25歳。