「30分くらいかな?」
「いっ今何時?」
「えっ、あー…」
男の子はパーカーから携帯を取り出して
「19:00」
と時間を教えてくれた。
うわっ!
やっやばい!
由紀さん家出てかれこれ1時間以上たってる!
そんなに由紀さんを待たせていることにまた頭を抱えこんだ。
「大丈夫?」
男の子はそっとあたしの顔に近づくながら聞いてきた。
「あっあの!大きな時計のある公園どこだか分かりますか?」
この際だから聞いてしまおう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…