「オレらさ、オレが札幌に行くまで付き合ってたじゃん?」


「うん。」


「そしてさ、オレが札幌に行ってから、お前は新しい彼氏見つけたじゃん。」


「フラれたけどね。」


「でもさ、オレはその一応、お前のことを忘れられなくて、彼女もなんもできなかったんだ。」


お前が忘れられなくて、
その言葉はウチの心に深く、響いた。


「それで、石田と庄司見てて、思ったんだ。このままじゃダメだって。離れてても好きだって気持ちがあればなんとかなるって。
だから、やり直してほしいつーか、もう1回オレの彼女になってほしいんだけどダメ?」